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業界情報

カーリースビジネスは儲かる!企業が続々参入する理由とは?

2018年に入って『カルモ(公式)』や『スマートドライブ(公式)』がカーリースサービスを一斉に開始しました。
コレを予知していたのか、車買取のガリバーのカーリースサービス『ノレル(公式)』は2018年2月から全国展開を開始。
3月からは年会費の5万円から年会費無料という先手を打ちました。

日本は、車の需要が人口の減少に合わせてゆるやかに下がっているのに、なぜ車業界に打って出る会社が増えたのでしょうか。
その理由をまとめてみたいと思います。

カーリースはまだサービスが成熟していない(ブルーオーシャン)

ブルーオーシャン
カーリースというサービスはまだまだブルーオーシャンと言われています。
経済用語で『まだ荒らされていない、キレイで、魅力的なサービス』のことをそう表現します。
じゃあ、カーリースって最近できたサービスなの?って思いますよね。
古くは昭和の頃から個人向けのカーリースサービはあったみたいですが、広まったのはここ10年くらいの話です。
約10年前にオリックスやオリコ、ジャックスなどのクレジットカード系列の会社がこぞって参入したことで一気に世間に広まりました。
さらにここ数年は、コスモ石油が運営する『コスモスマートビークル(公式) 』が女優の佐野ひなこさんを起用したCMでさらに広まりました。
えっ!?10年もやってるのにまだブルーオーシャンなの?
そう思いますよね。
ここ数年、参入企業が増えたことでやっと特徴が出てきました。
たとえば、コスモスマートビークル。コスモ石油のガソリンスタンドを活用してカーリース利用者のガソリン代を安く、そしてガソリンスタンドでメンテナンスを受けられるというワンストップ型サービスを展開しています。

ノレルは長期契約が前提のカーリースで唯一90日経てば新しい車に乗り換えてもいいよ?という乗り換え放題サービスを始めました。
スマートドライブは運転の記録をスマホと連動し、安全運転を続ければAmazonギフト券やWAONポイントがもらえるサービスを始めます。
カルモはカーリースを『マイカー賃貸』という新しい名前で展開することで注目を浴び、IT企業ならではの追加サービスがこれから期待されています。
カーリースは車を借りて、一定期間乗るのとができるだけのサービスです。
そこに追加するサービスがまだまだある!と感じている会社が多いということでしょうね。

長期契約で顧客と長く付き合えるサービスは魅力的

いろいろな追加サービスをしたいのはわかるけど、なんで車?いまさらじゃない?
そう思っちゃいますよね。
そこには長期契約というあま~い蜜があるんです。
そうですね…イメージとしては携帯電話業界が近いでしょうか。
ドコモやau、ソフトバンクで契約している場合、最近はドーナツが無料などのサービスがあったり、一緒にWi-Fiを契約したらipadをサービスしますよ!
なんて聞いたことありますよね。
何かを無料でサービスしてでも、あなたをガッツリ自社のサービスで囲い込んだほうが結果的に売上がプラスになるからこその常套(じょうとう)手段です。
カーリースも同じです。
車を借りてもらう売上とは別に、車検やメンテナンス代が月々に含まれていれば提携工場にもお金が入ります。
カーリース儲けの仕組み
そうなれば、工場はカーリースならお客さんを逃さず長期間、自分のサービスで囲い込みができる!と気付いてきています。
そして、車検に来てくれたお客さんにカーリースをすすめます。
風が吹けば桶屋が儲かるわけです。
つまり、リース会社と工場、車のメーカーそれぞれが長期契約のお客さんをゲットできるWin-Winの関係になるわけです。
コスモスマートビークルならガソリンを割引してでもコスモ石油で入れてもらえればその分儲かりますよね。
ガリバーは大量の在庫を寝かしておく期間を縮小できます。
スマートドライブは運転データを収集することでビッグデータを集め、自動運転の開発や各研究機関に提供するでしょう。
『本質』は車を借りてもらうサービスですが、そこにプラスするサービスにビジネスチャンスが転がっているというわけです。

追い風は試乗せずに車を買う人が増えたこと

カーリースの特徴として、一度も店舗にいくことなく契約ができるというメリットがあります。
車選びは、いくつかのディーラーをまわり、試乗をしながら走行性を確認しながら決めるのが”当たり前”のビックイベントでした。
しかし、最近では走行性より安全性が重視されています。
自動ブレーキ搭載車など、安全性を確保するような機能が増え、走行性を確認の試乗をするメリットが減ったわけです。
試乗は必須じゃなくなった
そうなると、カーリースのネット完結型契約のメリットが色濃くなってきますよね。
車好きな人からすれば、自分より知識のない人間に営業されるよりは自分の目利きで決めた車が欲しいでしょう。
女性であれば、カモにされていらないオプションまで追加させられ、嫌な思いをすることもなくなります。
カルモは、今後顧客対応データを蓄積し、かたんな質問はAIによるチャット応答を計画しているそうです。
今の時代は、契約の際の疑問を的確に解決できれば、お客さんは契約してくれると確信があるのでしょう。
店舗をかまえる経費を削減しながら、車という大きな価格のものを提供することができる。
しかも長期でサービスを受けてくれる顧客をゲットできるとなれば、いろいろな会社がカーリースに取り組んでも不思議ではありませんよね。

新車販売は理想の商材、蜜の味

カーリースといえば『頭金なしで新車に乗れる!』というのがウリです。
でも実は、新車だけでなく中古車でもリースを組むことはできます。が、それはそれ。
多くが新車カーリースをウリにしているのには、共通の認識があります。
それは『中古車はめんどくさい』ということ。
状態の良し悪しではいつまでも在庫として残ってしまいます。
しかもどんなクレームがくるか新規参入の会社が予測できないものがあります。
新車であれば納期までは時間がかかるものの、在庫を持つ必要はありませんし、何かあれば100%メーカーのせいにできるので楽、というわけです。
無在庫OKで高単価なモノというのは、ネット販売の業者が常に探しているお宝商材でもあります。
カーリースは初期に必要な資金は莫大ですし、サービスやサポートを充実させる必要があります。
それでも、在庫無しでマンションの一室でもできるビジネスというものは、魅力的ということです。(その規模でお客さんに信用されるかは別問題ですけどね)

まとめ

なぜカーリースサービスに参入する会社が増えているのかをまとめました。
最後におさらいです。

  • まだサービスが成熟していないので差別化がしやすい
  • お客さんを数年に渡って囲い込みができるメリットが大きい
  • 使う側の価値観の変化
  • 新車は無在庫OKで高単価で需要がある夢の商材だから

なんだかゲスい感じのまとめになってしまいましたが、競争の激しくなるサービスであると思います。
今後は新車の軽が月々一万円(ボーナス払いあり)がボーナス払いなしでも一万円になる、とんでもサービスが出るかもしれません。
もしかしたら損保会社が参入して、カーリースでは必須級の自動車保険がついても月々三万円くらいのプランが出るかもしれません。
駐車場大手が駐車場つきでカーリースを提供するかもしれません。
不動産会社が参入してお家のローンの値段はそのままで新車のリースもつけます!なんてやるかもしれませんね。
銀行の借り換えでもいけそうです。
今後、参入する会社が増えること間違い無しのカーリース業界。注目して便利にお得に活用していきたいですね!