月々2万円から「ヴェルファイア」や「アルファード」に乗れると注目されてえいるリースナブル。
時期によって値引きもしていて、すごくお得に見えますが、実際はどうなのでしょうか?
途中解約や乗り換えができると書いてありますが、なぜそんなことができるのでしょうか?

マースちゃん
かなり力をいれているカーリースなのは間違いないデース!
でも、その実態は・・・?

先生さん
この記事では、お得に月々2万円から「ヴェルファイア」や「アルファード」に乗れるリースナブルについて、メリット・デメリットを解説していきます。
この記事の目次
リースナブルの口コミ
※この口コミは「カーリースの教科書」が2019年11月にランサーズで行った「リースナブルを利用したことのある口コミ」より抜粋しています。
評価の良い口コミ

どうしてもアルファードに乗りたかったけど、ほかでは審査を断られてしまった。リースナブルは親身になって審査を通してくれたので助かりました。ボーナス払いが使えるので月々は安く済むのはいいです。(26歳/男性)

最初は同じ会社のローンを組もうと思った。そのときにカーリースをすすめられたけどデメリットが多いと聞いていたから一度断った。よく調べてみたら便利そうだったので後日カーリースにしてもらい契約しました。(42歳/男性)
評価の悪い口コミ

車検代もタダなので決めたのですが、オイル交換なんかの消耗品は自分持ちだったのが残念。ほかのカーリースではそれもセットになっていたので、てっきりサービスされると思っていたのでちょっと損した気分です。(35歳/女性)

ローンで買う時は価格交渉するために色々勉強している。同じことをしたらどう考えてももっと安くできるのに限界だ、無理ですで突っぱねられた。もう少し価格について勉強してもらいたかった。(52歳/男性)
リースナブルを選ぶ4つのメリット
- 3つの支払い方から選べる
- 途中解約、乗り換えができる
- 納車が1か月程度と早い
- 終了時の清算に向けて積み立てができる

マースちゃん
それぞれ解説するデース!
3つの支払い方法から選べる
リースナブルでは、ボーナス払いの割合に合わせてプランが分かれています。
ヴェルファイアの場合

最安コース | 標準コース | 定額コース | |
---|---|---|---|
月額60回 | 50000円 (税込55000円) | 60000円 (税込66000円) | 87000円 (税込95700円) |
ボーナス加算年2回 | 222000円 (税込244200円) | 162000円 (税込178200円) | なし |

マースちゃん
ボーナス払いを大きくすると、それだけ普段の月額料金は下がるデース。
定額コースにすると、ほかのカーリースで5年契約した場合と料金は変わりません。

先生さん
ほかのカーリースでも、軽自動車でボーナス払いを大きくした1万円プランを掲載することがありますが、ワゴン車でそれをやっているところが少ないので、リースナブルがすごく安く見えますね。
途中解約、乗り換えができる
リースナブルは契約途中で解約したり、乗り換えができると公言している珍しいカーリースです。

マースちゃん
ただし、ほかのカーリースでも実は解約ができるデス。
解約にかかる手数料や清算が発生しますので、「いつでもタダで解約する」というものではないので注意してくださいね。

先生さん
乗り換えについても同様で、一度乗っていた車の清算が発生します。
「タダで何度も乗り換えができる」というものではなく、「適正な値段を支払えば乗り換えは可能」というふうに思った方がいいです。
納車が1か月程度と早い
リースナブルは、ローンナブルというサービスも展開しているので、新車の需要が常にあります。
そのため、契約してからディーラーに注文するのではなく、一定数の在庫を常に抱えています。
普通のカーリースなら新車契約で1か月半~3か月かかるところ、リースナブルなら1か月程度で納車が可能というわけです。
終了時の清算に向けて積み立てができる
カーリースを終了するとき、クルマを返却するか買取するかを選ぶことができます。
ですが、そのためにはどちらの場合でも清算をする必要があります。
返却の場合:
車の損傷具合、汚れなどをチェックし、中古車として転売できるかを確認します。
想定より価値が下がっていた場合は、その差額分をあなたが支払って終了です。
買い取りの場合:
買取前提で値引きしていた残価を、あなたが支払って購入することになります。
どちらにせよ、お金がかかってしまいますよね。
そこで、契約の最後の時に慌てなくてもいいように積み立てができます。

契約時に少額(応相談)の積み立てを行うことで、契約終了までに最大50万円の積み立てボーナスを貯めることができます。
積立金+積み立てボーナス+満了ボーナスなので、最後にお金を払わず契約終了することができます。
リースナブルのデメリット
- ボーナス払いなしだと安くない
- 走行距離制限がある
- 契約期間が決まっている
- ネットだけで申し込みできない

先生さん
分かりやすく解説しますね。
ボーナス払いなしだと安くない
もし格安に契約したい!と思った場合、ボーナス払いは無い方が良いですよね。
ですが、リースナブルではボーナス払いありでなければ安くなりません。
その場合は、「契約期間の長いカーリース」や、「格安カーリース」を選ぶことで価格を下げることができます。
走行距離に制限がある
リースナブルは月間の走行距離が750kmと決まっています。
(一部ハイエースなどの商業者は1,000kmです)

マースちゃん
年間で9,000kmデスね。
一般的なカーリースは月間1,000km~2,000kmまでのものが多いので距離が短めです。
その分、転売するときに高く売れる=あなたに安く提供できるという手法なので仕方がありません。
買い取り用に積み立てプランを契約しておくと安心ですね。
契約期間が決まっている
リースナブルは、契約終了になって車を転売することで利益を得ています。
そのため、あまり長期間で契約をさせてしまうと7年落ち、9年落ちになってしまい車に価値が無くなってしまいます。
そうした理由から、契約期間が5年と決まっているので他のカーリースに比べると短めですね。
同じく短期カーリースで返却前提なら「クルカ」のほうが毎月の利用料が安くなるので、比較検討したいです。
ネットだけで申し込みできない
最近はネット完結型で、担当者とメールだけで契約できてしまうカーリースも増えています。
忙しい毎日、好きな時に返信するだけでいいと好評なのですが、リースナブルはそれができません。
問い合わせの返信は基本的に電話できますし、店舗に行かなくていいだけで人との接触は多いです。
もちろん、営業時間内でしか連絡してきませんので忙しい人、日中電話に出られない人は苦労します。
まとめ
リースナブルのメリット・デメリットを解説しました。
ボーナス払いありで、月々は出来るだけ抑えたいという人にはぴったりなサービスです。
ボーナス払いは厳しいかも・・・というあなたには「オリックス マイカーリース」や「定額カルモくん」のほうがあっているかもしれません。
リースナブルのいいところは、積立金プランを使えば最後に清算をしないで契約終了できるところですね。
返却するにしても、買取するにしても積立金から支払えるのはうれしいです。
あなたも、気になる車種があれば一度お問い合わせしてみるといいかもしれません。